疲労回復に良い食べ物
生姜
生姜はもともと南アジア地域の熱帯地方原産ですが、日本最古の医学書にも「生姜は風邪を治す」と記されており、昔から薬効が認められていました。また、医療用漢方の約七割に含まれ、「生姜無くして漢方は成り立たない」と言われるほど、たくさんの効能があるとされています。
生姜には、新陳代謝を促進し、免疫力を高め、全身の機能を高める効果があります。そのため、疲労回復や滋養強壮を始め、発汗や解熱、鎮痛作用、消化促進、強心作用、うつ病の改善、また、めまいの予防や改善など、非常に様々な症状に効果があり、これが、生姜が万病に効くと言われるゆえんでもあります。
生姜は、生で食べるか加熱して食べるかによって、効能に違いが出てきます。疲労回復のために生姜を取り入れる場合は、生で食べることをお勧めします。生姜を生で食べると、体内の免疫細胞が増え、防衛能力が強化されます。
これは、生姜に含まれるジンゲロールという成分の力で、ジンゲロールは、細菌類に直接攻撃を仕掛ける殺菌作用も持っています。また、血液の流れを良くし、身体全体を暖め、疲労物質の分解を促す効果も持っているため、ジンゲロールを取り入れることによって、疲労が溜まりにくいだけではなく、回復しやすい身体を作ることができるのです。
ただし、ジンゲロールは酸素に触れると、どんどんと減っていってしまいます。そのため、効果的にジンゲロールを摂取するには、食べる直前にすりおろすなどの加工をすることをお勧めします。
また、スライスしてはちみつ漬けにすると、ジンゲロールの酸化を防ぐだけではなく、そのまま紅茶などに入れて飲むことによって、はちみつに溶け出したジンゲロールも吸収できますし、はちみつにも疲労回復効果がありますので、相乗効果が得られます。