慢性疲労症候群
治療法
慢性疲労症候群は、精神的ストレスやウイルス感染に起因して発症すると思われていますが、今のところ、正確な原因はわかっていません。
そのため、残念ながら、特効薬と呼べるような治療法はまだなく、不眠や倦怠感など、個々の症状を軽減させていくような治療方法が取られます。現時点での主な治療法としては、投薬、適度な運動などが挙げられており、また、重症化を防ぐためには、なるべくストレスのかからない日常を送れるように生活習慣を改善していくことも大切です。
一般的に、慢性疲労症候群の治療法として最も有効な方法は、肉体的、及び精神的ストレスを避けて心身共に休養させることだといわれています。
投薬治療の場合は、先程も述べたとおり、個々の症状を軽減するための薬が使用されます。極低用量から投薬を始め、必要性や耐量を見極めながら、徐々に薬の量を増やしていくのが良いとされていますが、薬の効果は個人によっても異なりますし、副作用がある薬もあるので慎重に選択することが必要です。
また、運動による治療の場合も、注意点は同じです。人によって適度な運動量は異なりますし、身体的負荷がかかり過ぎると、症状を悪化させる恐れもあります。投薬にしろ、運動にしろ、慢性疲労症候群を回復するためには、いかにしてバランスをとっていくかが重要なのです。
慢性疲労症候群は、ほとんどの場合、2~3年で完治すると言われています。しかしながら、たとえ症状が消えたように思えても、完治していなければ、ストレスなどをきっかけに何度も再発を繰り返しますが、一度完治すると、再発はほとんどありません。