疲労のメカニズム
エネルギー不足
一般的に「エネルギー」というと、肉体的なエネルギー、つまり、栄養素などを思い浮かべる人が多いでしょうが、不足することによって疲労を感じるのは、何も肉体的なエネルギーに限った事ではありません。
たとえば、趣味や興味のあることに何日も触れていなかったりすると、普段と変わらない作業をしていても、いつもより疲れた感じがすることはないでしょうか。ゆっくりと身体を休めていても何かが足りずに、無性に好きなことがしたくなったり、好きなものを思い切り食べたくなったりするといった経験はありませんか。
それが、精神的なエネルギー不足です。精神的なエネルギー、つまり、快感や歓喜などが不足すると、人間は疲れやすくなり、なかなか回復できない場合があります。
勿論、肉体的なエネルギーが不足すれば、それも疲労に繋がります。私たちが身体を動かすときには、筋肉が伸び縮みを繰り返しているわけですが、筋肉が伸び縮みを行うためには、酸素とエネルギーが必要です。
つまり、筋肉を動かせば動かすほど、体内の酸素とエネルギーは消費され、代わりに乳酸という疲労物質が生じます。これにより、筋肉の伸び縮みする力が弱まり、肉体的疲労となるのです。
近年、疲労回復のための栄養ドリンクやサプリメントなども数多く出回っていますが、エネルギー補給で疲労回復を図る場合には、肉体的な栄養ばかりではなく、ぜひ、心の栄養にも気を配ってみてください。身体と心、両方から回復をすることで、より一層の効果が得られるはずです。