精神的疲労の回復方法
睡眠
疲労回復の手段と言えば、やはり、睡眠を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
睡眠は、身体と脳の両方を休ませることができる最良の方法で、疲労回復とは切っても切り離せない関係にあると言っても過言ではありませんが、いかに質の良い睡眠をとれるかということが、疲労回復を図る上ではとても重要になってきます。
私たち人間は、夜になって周囲が暗くなると、脳の奥にある松果体からメラトニンと呼ばれるホルモンを分泌し、これが脳の活動を抑制することによって眠りを誘うと言われています。メラトニンは、目から入ってくる光量によって、分泌が促されたり、止まったりします。大体、眠る時間の1~2時間くらい前から照明を暗くし、メラトニンの分泌を促すと、ちょうど良い具合に脳が休まり、精神的な疲労の回復に効果的です。
しかし、ここで注意するのは、全く光のない状態にしてしまうと交感神経が刺激され、メラトニンの分泌が止まってしまうということです。ほんのりとした月明かり程度の光量が、メラトニンの分泌には最適だと言われています。
また、眠る前に決まった行動をとることによって心理的安心感を働かせるのも、精神的な疲労回復に効果があると言われています。それはたとえば、「歯を磨く」「トイレに行く」「着替える」といった、当り前に行う日常行動で構いませんが、これに、自分らしい何かしらの工夫(決まった音楽を聴く、軽いストレッチをするなど)を加えると、さらなる効果が期待できます。
毎日決まった行動をとることで、これから休息に入るということを脳に伝えて睡眠モードへと移行させ、リラックスした状態で眠りにつくことができれば、疲労の回復に効果的な睡眠をとることができるでしょう。