疲労回復の種類
中枢性疲労
筋肉など、脳以外の身体(末梢)に由来する疲労のことを末梢性疲労(身体的疲労)と呼ぶのに対し、脳が主体となって感じる疲労を中枢性疲労(精神的疲労)と呼びます。
中枢性疲労の主な原因には、精神的ストレスや個人の性格などが影響している場合が多く、そのため、原因の特定が難しいと言われています。肉体的な疲労はないのに疲れていると感じ、無気力状態や脱力感、体のだるさや頭痛、不眠などの症状が現れます。
また、疲労が溜まると、男性は、元気がなくなったり無口になったりする場合がほとんどですが、それに対して女性は、イライラして他人に八つ当たりするなど、男女で異なる特徴が見られます。
人間は、ストレスを受けると自律神経が刺激されます。自律神経が刺激されると身体は常に緊張状態となり、また、交感神経からアドレナリンが分泌されることによって興奮状態が続きます。
この状態が長く続くと、眠りが浅いなどの不眠症状に繋がり、疲労回復に支障をきたすばかりか、血圧や血糖値にも悪影響を及ぼします。つまり、ストレスを溜め込むことは精神的な疲労となり、それはやがて身体的な疲労へと繋がるのです。
効果的に疲労を回復するには、まず、疲労のメカニズムを知る必要があるでしょう。疲労回復の方法には、食事や睡眠、運動、精神的休息など、様々な方法がありますが、その効果は、疲労の種類や個人によっても、当然、違いが出てきます。また、どれかひとつに偏った回復方法を取るよりは、全体的なバランスを考え、色々な方法を組み合わせるのが、より良い疲労回復に繋がるのではないでしょうか。