疲労回復の種類
病的疲労
疲労を種類別に分類した時、悪性腫瘍やAIDS、うつ病、慢性疲労症候群などの疾患に由来する疲労のことを病的疲労と言い、その中でも、基礎疾患がはっきりしているものと、基礎疾患のないものに分けることができます。
基礎疾患がはっきりしている病的疲労は、悪性腫瘍やAIDS、また、心臓病や気管支喘息など、病気の症状のひとつとして疲労が現れるもので、一方、基礎疾患のない病的疲労は、慢性疲労症候群やうつ病などに起因する疲労です。
病的疲労では、比較的負荷の少ない状態でも、慢性的な倦怠感や作業効率の低下を認めることがあり、また、記憶障害やリンパ節の腫れ、発熱などの他覚症状を伴う場合もあります。
ストレス社会と言われる現代、病的疲労を引き起こす疾患のひとつである自律神経失調症が急激に増えたと言われていますが、すなわちこれは、なかなか疲労を回復できない人たちが増えたということだと思われます。
日頃から、溜まった疲れをちゃんと回復させずに放っておくと、疲労が蓄積し、いずれ病気になってしまうことがあります。疲労が溜まった状態とは、肉体的、及び精神的にストレスを受けている状態であり、この状態が長く続くと、慢性疲労症候群や不眠症、また、悪性腫瘍になってしまう可能性もあります。
そして、それが原因で病的疲労を引き起こし、最終的には、死に至る場合もあるのです。そうならないためにも、やはり普段から疲労を溜めこまず、こまめに回復するよう心掛けることが大切です。